■２０１３年 生花・お盆入荷情報
■輪菊
【愛知みなみ】
白菊は精の一世中心で岩の白扇は少なめ。精の一世は２Ｌサイズの出荷率が高い為、ＭＳサイズの中・下位等級の入荷は少なめとなる、上位等級が多めの入荷となる。また、８月5・7・9日競売で多めの入荷、8月５日は注文の関係で競売は少なめと思われる。
黄菊は全体入荷の１５％程度となる。
赤菊はほぼ出荷が無いと思われる。
【東北（秋田・山形）】
雨が多く生育が遅れていて６月の高温の影響で草丈短めの出荷となる。黄菊中心の作付けで上位等級少なめ 中下位等級中心の出荷。5・7日の出荷は少なめで９日より入荷が増えてくる予想。8月12日の出荷は全体の50％位の入荷となる。
【静岡】
個選中心の出荷で共選出荷は予対のみとなる。
■小菊
【秋田】
非常に順調に進んでおり8月5・7・9日がピークとなる。草丈はＬ品中心の出荷で2Ｌ品は少ない。
白→赤→黄の順に出荷が始まり昨年比90％程度の出荷が見込まれる。
【岩手】
少し遅れ気味の状況。2Ｌ・Ｌ品中心の出荷だが、これからの天候により等級が下がる可能性有り。7・9日が出荷ピークとなる。出荷個数は昨年比90％となる。
【茨城】
三村を除いて他の産地は昨年並みの入荷。巴グループは若干遅れ気味、全体に花固めの出荷となるが入荷個数は前年比100％となる。等級は草丈の短いものとなる。
■ＳＰ菊
【愛知みなみ】
8月5・7日は入荷が少なく9日より多めの入荷となる。入荷個数は前年比100％となるが8月12日の入荷はほとんどない。
【海外（マレーシア産）】
円安の影響で出荷少なく予対中心の取引。各商社慎重な姿勢を見せているが、グリーンウイングスは毎市30ケース程度の入荷あり。
■リンドウ
【岩手】
昨年並みの出荷を予測するが、出荷の山がまだ見えておらず、かなり不安定な入荷となる。（予対率が高い為）規格はＭ品中心になりＳ品は注文のみとなる。
【秋田】
例年より若干遅れ気味。生産量は増えており前年より150％～200％の出荷となる。80ｃｍ～70ｃｍ中心の出荷でピークは9日。5・7・9日で約500ケースほどの入荷となる。
【山形】
今年より出荷開始の産地（新規）。7月29日より入荷予定。大雨の影響で生育にやや抑制がかかっているが、天候の回復と共に出荷増量の見込み。全体で約100ケース位の入荷を見込む。
【長野】
順調に進んでおり昨年並の入荷。2L・Lが中心となるが入荷個数は極少量。
■カーネーション
【北海道】
全体的に遅れ気味である。入荷予定は前年対100パーセントであるが今後の天候により
盆前の販売が間に合わない場合がある。
8月5・7・9日入荷一競売約100ケース前後の入荷予定。
SPカーネ中心の入荷となる。
【海外産】
【クラシック】
円安の為予約相対中心であるがレギュラー商品入荷あり。
8月5・7・9日一競売約150ケースの入荷となる。スタンダードカーネが70パーセント,SPカーネが30パーセントとなる。花色は（赤・ミックス）が中心となる。8月12日は通常入荷になる。
【花主題】
8月5・7・9日入荷一競売約60ケース前後の入荷予定。マスター（赤）が大半で
SPカーネは極少量。
【アヤブリッジ】
8月5・7・9日入荷一競売約30ケース前後の入荷。縦箱パックでの入荷となる。
マスター（赤）が主力での入荷となる。
■ハス
近隣産地中心の入荷となる。愛知・新潟産も入荷予定。葉は５日に若干入荷はあるが、メインは９日競売となる。入荷個数は昨年対100％となる。
■ほうずき
【長野】
順調に生育しており２日約２０ケース ５日約８０ケース ７日約６０ケース ９日約３０ケース程度の入荷あり。草丈も100ｃｍ～取れる為問題無いと思われる。
【静岡】
100ｃｍクラスを中心に入荷。８月５日ピークで5・7・9日で全体入荷個数、約150ケースの入荷となる。
■ユリ類
【北海道】
８月より入荷、5・7・9日には昨年並みの入荷。
【新潟】
オリエンタルは昨年並みの入荷。ＬＡは昨年並みの作付けだが予対率が高い為、入荷減となる。
【秋田】
８月５日よりオリエンタル・鉄砲ユリの入荷。昨年対入荷率80％となる。
■トルコギキョウ
【東北（秋田 青森 山形）】
出荷量は昨年同様だが、上位等級が少なめの見込み。
【つがるにしきた】
7月の曇天の影響で上位等級が少なく、8月5・7・9日の入荷は前年入荷率80パーセントとなる。
※上位等級は秋田産のトルコギキョウを使われた方が良い。
■アスター
【山形】
松本シリーズ・ステラシリーズが入荷。昨年対入荷率100パーセントとなるが
短茎開花が多く見られており、木丈50cmが主体となる。
【茨城】
昨年対比100％の入荷。出荷時期は順調で今の所、大きな問題は無いと思われる。
【埼玉】
昨年対比100％の入荷。開花状況は遅れ気味で木丈は40～50cm。花色は赤のみである。
8月9日にピークになる。ただし切り前は固めとなる。
■ケイトウ
【山形】
物日全体で約１００ケースの入荷。
【埼玉】
昨年対比80パーセントの入荷となる。1週間前倒し傾向にある。
※ あくまでも現状・今日での予測であり、今後の天候で変動する場合があります。
さらに詳しい入荷情報は生花部・大野・山下まで
生花部
■■■ 産地動向（2013/08/02・修正点） ■■■
■小菊
【いわい東（岩手県）】
７月２６日（金）の大雨の被害が若干出ている。大半が水に浸かってしまい、採花が遅れている。雨の後に高温とならなかった為、お盆向け商品は大きな影響が出ていないと報告されている。
当初より出荷が遅れており、８月７日（水）から入荷増加する予定となる。８月９日（金）が入荷のピークとなる。ただし、水害の影響で入荷数量は減少する見込み。
岩手県産は岩手北部の「新いわて」管内から入荷する
【秋田ふるさと】
７月２７日（土）に集中豪雨があったが、生育状況に大きな変化はなく、Lサイズ主体の入荷予定。色目は黄・赤主体となる。白は出荷のピークを越え、減少する見込み。
お盆向けの商品に影響は少ないと報告がきているが、お彼岸向けの商品への影響が予想される（曲がり、短茎など）。今後、担当者と情報を交換し、状況次第では、他産地の手配などを行う。
■ほうづき
【みなみ信州】
生育は順調で草丈は確保できているが、病害虫が若干見られている。出荷後半には上位等級が減り優品の入荷が増える見込みとなっている。
入荷のピークの８月５日（月）に変更はない。
【とぴあ浜松】
例年、特級・秀２Lの入荷があるが、本年は特級のみ。高温の影響で産地の出荷量が減っている。若干、前進傾向で現在の入荷予定は
8/2 ３５ｹｰｽ、8/5 ５０ｹｰｽ、8/7 ５０ｹｰｽ、8/9 １５ｹｰｽ
となっている。
【ほうづき全体の流れ】
各産地前倒しでの出荷傾向となっており、８月５日（月）が入荷のピークとなり、８月７日からは減少。８月９日は上位等級の入荷は少ない。
